催眠愛情移動。宇崎花の人生は一瞬にして別ルートに
「じゃあまた明日な」「はい。また明日っす」花は二人で遊んだ帰り、家の近くまで送ってもらっていた。また明日、という約束を自然にしてそれぞれ帰宅する。「フフフフフッ」今日もかなり良い感じだったと、思い出して笑いがこぼれる。遊んだと言っても、実質はデートだった。終始楽しかったデートは大満足だ。一方で不満なところもある。告白してくる気配がまったくないのだ。(これはもう、こっちが腹を括るしかないのかも……)こうなったら自分から告白するしかないと、決意を固める花。するとその時、何かスイッチが入ったように意識を塗りつぶされる。「芦浦さんのところにいかなくちゃ……」暗示をかけられていて、告白されるか告白するかどちらかになったら芦浦裂斗の家に行き、無抵抗で犯されるようになっていたのだ。――――――「次はいよいよ中出しだよ」「嫌!いやああああ!」「だいじょうぶだいじょうぶ、もうすぐぜーんぶ上書きされるから♪」「ひいっ!だ、誰か助けてえええ!」無抵抗で何度か犯したあと、膣内射精をするという宣告。それは良い記憶や好きという感情を全部裂斗のことだったと上書きし、完全に恋愛感情や良い思い出が裂斗に移動してしまうスイッチとなっていて、そのことは花にも宣告済だ。自分がどうなるかわかっていて泣き叫ぶ女を犯し、中出しする。それが裂斗にとって最高の楽しみなのだ。「イクッ!中に出すぞっ」「嫌あああああああ!!―――……あああっ」中出しに絶叫する花。しかしその絶叫の最後は、暗示の発動によって声色が変わっていた。結果花は絶対に逆らわず、いいなりで裂斗が喜ぶことが全てという思考回路を持った、とにかく尽くす女になってしまうのだった。そのあと、花と先輩の関係が急に崩れたら周囲に違和感を持たれるため、事後処理をすることに。「花、お前にやってもらいたいことがあるんだ」「なんでも言って下さいっす」既に裂斗の言うことならなんでも従うようになった花は、命令されたことを喜んで実行した。内容的には大したことのないことだったが、仮に重犯罪だったとしても花は従っただろう。それほど強固に暗示は効果を発揮するのだ。「さすがは先輩、チョロイっすねー」花は桜井真一に催眠をかけ、花自身への恋愛感情を聞き出していた。するとわかってはいたが相当自分のことが好きだとわかる。「……キッショ」以前なら赤面してジタバタするほど嬉しかっただろうが、恋愛感情をごっそり裂斗へ移された今、好きでもない男からの好意に宇崎は嫌悪感を覚えた。だから、このあとの指示されたことも躊躇なく実行できた。真一にオナホを持たせると、それをチンポに挿入してオナニーの準備をさせる。「そのオナホでシコシコする度、先輩の愛情はオナホに移っていきます」「全部の愛情が移ったら、そこからさらに愛情が増えていきますからね。そして……」射精するとオナホに魂すら捧げるほどに愛してしまい、さらには真一にとって結婚することと同義であるとも暗示をかける。ちなみにこのオナホは花が持ってきたもので、芦浦裂斗の使用済みオナホだ。「さぁ、シコシコするっす」シコシコ……シコシコ……「あ……う……」 催眠状態でチンポを刺激しても、感じはする。ただ虚ろだっただけの表情も、徐々に赤らみを帯びていく。「ほらもっと激しく。もっと愛情を注いでシコシコするっす!」「イケッ!イッてオナホに愛情全部注げ!」「オナホと結婚しろっ!!」「あ、うっ……うあっ!」強い射精感と共にどぴゅっと精液が放たれる。催眠状態でもはっきりと自覚する絶頂だ。それによって真一の「愛情」は全てこのオナホへと移ったのだ。そしてその愛情を形にする後始末をして、真一を覚醒させた。「結婚おめでとうっす」「あぁ。ありがとう」意識が覚醒した真一は、すっかりオナホを結婚相手と思い込んでいた。その認識を裏付ける大きな愛情も胸に抱いている。「そのオナホって裂斗さんの中古オナホっすけど、先輩とお似合いっすよ?」「だから二度と私に愛情なんて向けないでくださいよ。キモいんで」「安心しろ。俺はこのオナホ一筋だ!」この日を境に真一はオナホを妻にして、一緒にデートしたり遊んだりする奇行を繰り返すようになった。そんな彼の友人知人が関係を遠ざけるようになるまでそう時間はかからなかった。―――いっぽうでそのあと花はさっそく報告していた。「これで先輩はどちゃくそな変態だとなって、ガチのボッチっすよ」「私が先輩から離れたのも、これで周囲も納得っすね!」今の花にとって真一は邪魔でしかなかったため、それを排除した報告セックスは熱の入った激しいものとなった。事後、花はある命令をされる。「障害もなくなったことだし、お前俺と結婚しろ」「結婚すか!?……まぁ、いいっすけどめっちゃ展開早いっすね」「まぁな」裂斗は花の家族にも目を着けていた。母親と妹がいるということは知っていたので、手に入れたいと考えていた。「まずは母親を紹介しろ」「お前は俺のいいなり妻になるけど、それは隠して普通の彼氏として紹介しろよ」「りょーかいです」「……!」月を了解された男は、月のあまりの可愛さと巨乳に驚く。何より若さはとても大学生の娘がいるとは思えないものだった。そこへ妹の柳も帰宅してくる。柳もまた、逆の意味で年齢にそぐわない体をしていた。品定めを終えた男は何もせず帰宅した。花の家族が良い意味で想像以上だったので、色々と考えを練り直すためだ。次の日、裂斗は花にフェラチオをさせていた。「じゅるる、ぶちゅるっ」「んっ……イクッ」「んん!~~~ッ」一発抜いたあとで、花はあることを持ち掛けてきた。それはなんと、家族である花と柳を催眠にかけるというものだった。「お母さんと柳ともシたいんですよね?わかるっすよ」「あぁ、けど意外だな。俺が命令してやらせようと思ってたのに」「いいっすよ」私はもう、あなたの喜ぶことしか頭にないっすから」花が二人に催眠をかけた報告をしたのは一週間後だった。「あと、もう一個報告があるんですけど……」もう一つとは、妊娠だった。だから花が月と柳にも催眠をかける際、月は性欲処理を担当するいいなりオナホ愛人に、柳は花の妊娠中に愛のあるセックスをするスペアマンコとしたようだ。「これで宇崎家の女は全員好き放題っす」「すぐに男連中にも催眠をかけるんで、それが出来たらすぐに結婚しましょうね」宇崎花は3日後、婚姻届を出して芦浦裂斗の妻となり、夫の裂斗を宇崎家に迎え入れたのだった。
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