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AYATSUTAオープン! 催眠スカウト~水岡由里編~

AYATSUTAオープン! 催眠スカウト~水岡由里編~
「ですからスカウトは結構なんですよ」「私、もう就職していますし……」「まぁそう言わずに、この画像だけでも見てもらえないでしょうか」丸の内の商社に勤める水岡由里は休日のこの日、転職スカウトに声をかけられていた。相手をするつもりはなかったが、かなり食い下がられたので画像だけは見ることにする。(チラッと見て、立ち去ろう)「ちょっと見るだけですからね」「ありがとうございます。では、これを見てください」「えっ……」スマホの画面を見た途端、由里の頭に強い負荷がかかる。「う、あっ……!」それは彼女の脳が書き換えられることによる負荷だったが、あまりにも一瞬の出来事だった。「あう……」(今の会社を辞めて、スカウトされた会社に入らなくちゃ……)(どんな条件でも、受け入れて、働かなくちゃ……)(転職させてもらえたことに感謝して……雇ってもらえることに感謝して……)(会社と、社長に絶対服従する……)「……はっ?あれ?」「さて、もう一度聞きますね」「え?あ、はい」意識がフワッとなった気がしたが、間髪入れず言葉を入れられてそのことを気にする暇が無かった。「正式にあなたをスカウトします。今の会社を辞めて、当社に入ってくれますね?」そう言ってスカウトを名乗る女は由里にチラシを手渡した。そこには入社の条件が記載されていた。「これは……!」そこに書かれた内容を由里は驚愕の表情で読んでいた。こうして水岡由里はスカウトされたその場で入社を決め、「AYATSUTA」という店のオープニングスタッフに名を連ねたのだった。
[紹介元] 催眠!ピカッとハウス AYATSUTAオープン! 催眠スカウト~水岡由里編~