ハマーン(催眠済み)の信頼できる人のアドバイス～シャアと喧嘩編～

「聞いてくれっ」「ハマーン嬢、どうしたんですかいきなり」「どうもこうもない！大佐と喧嘩しちゃった！」ハマーンがシャアと喧嘩してしまったと、いつも相談している医務室勤務の男のところへやってきた。「このままじゃ大佐に捨てられちゃう！お前ならどうすればいいか知ってるだろう！？」「フフ、ではハマーン嬢が”絶対の信頼を寄せる男”として、アドバイスしてあげましょう」「もっとキリッとした髪型で、説得力を持たせましょう。格好もこうしてあぁして……」ハマーンは言われた通りに従い、その結果……「お、お前の言うことは全て信じるが、本当にこれでシャアが仲直りしてくれるのか？」「勿論ですとも！その格好を披露するついでに罵倒すれば、大佐も許してくれますよ！」「それこそ大佐がトラウマになるほど、罵るんです。そうすれば逆に心を開いて、許してくれるはずです」「そ、そうか……理屈はよくわからないが、お前が言うならそうなんだろう」「わかった！やってみるよ」「仲直りできるといいですね」言われるがまま従ったハマーンだが、これをきっかけにシャアはアクシズから去るのだった。それらは最初から男に仕組まれたことだと、ハマーンは気付かない。自信が催眠によって言いなりにされ、邪魔なシャアをアクシズから排除するために喧嘩をさせられていたのだということも……。