魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-31 連続失踪事件
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-31 連続失踪事件フェイト・テスタロッサの失踪。それは大きな事件として世間を騒がせたがが、オーリスから始まる連続失踪事件の始まりに過ぎなかった。スバル・ナカジマ、シャリオ・フィニーノも翌日に失踪。さらに複数の職員が立て続けに失踪し、もはや時空管理局だけの問題ではないレベルに達していた。組織内では当然、犯人が身内なのではないかという疑念が生まれ、信頼という土台が崩れ始めていたのだ。「―――以上が、近日中に実施される調査要件です」「もちろんですが、我々を含め全職員が対象です」「そうか、わかったで。報告ごくろうさんやったな」この日、はやてはフェイトの失踪事件後、アルト・クラエッタ、ルキノ・リリエから時空管理局内の調査実施要件の報告を受けていた。「こういう時は疑心暗鬼になってまうが、二人もパニックにならんよう、落ち着いて冷静に行動してな」「はい……」「そうですね……わかりました」(フフ、オマエらもすぐに行方不明になるんやで♥)はやてこそが失踪事件を手引きしている黒幕のような存在だが、巧妙なアリバイ工作をしたこともあり、はやてを事件の犯人と疑う者は少なかった。仕事を終えたはやては、職場から近いホテルへと向かった。そこのスイートルームへ行くと、扉の前からは喘ぎ声が聞こえてくる。「御主人様、今日もヤリまくっとるな♥」「おほおおっ♥あひいいっ♥」「ぶっひいいいいいっ♥♥♥」(なのはのイキ声ええなぁ。私も豚が良かったわ)ニナヒとセックスしていたなのはの絶頂するところを見たはやて。脇を見ると、スバルとシャリオが拘束されていて、ぐったりしている。セックスを邪魔してはいけないので、先に二人の様子を見ると、意識が残っていたシャリオと目が合う。はやての姿に気付いたシャリオが、力なく口を開く。「な、なんで……」「なんで?なんでってそりゃ御主人様の命令だからや」その言葉と、はやての下卑た笑みがシャリオの心を折るのだった。つづく
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