127-4.百代ベース
「……」「ちゅぱちゅぱっじゅるるっ」ホテルの一室に響く、胸を吸いしゃぶる音。夢中でしゃぶる男に対して、女の方は無言だ。「ぢゅるるっれろれろっ」「……ん……あんっ」あまりの激しさに、無反応だった女から思わず喘ぎ声が漏れる。「も、もう終わりにして。10分経ったわよ」「うーん、したりないなぁ」「ダメよ。私は勝負に負けたから、おっぱいを10分好きにしていいって約束は守った」「あなたも10分って約束をちゃんと守って。それから……」「も、もうこういうことはこれっきりにしてちょうだい」「何度も勝負を挑んできて……いい加減にしてよ」「いやーw 無理だよ。勝負して負かしたくなる魅力には逆らえないよー」「あ、あなたね……!」「つーか旦那さん来週から出張で10日も海外なんだろ?」「家でヤらせてよ」「ふざけないで!」「うーん、じゃあ勝負しよ?」「フェラして5秒でイかせてくれたら勘弁してあげる」「……本当?」「もちろん!けど5秒以内にイけなかったら、家でヤらせてよ。旦那が帰ってくるまで泊まり込みで」「わかったわ」「その勝負、受けるわ」「じゅるるっ!ぶちゅるるるぅ!」「―――はい、5秒」「俺の勝ち♪」わずか5秒で射精させるなど不可能で、結果は男の勝利となった。「じゃ、自宅セックス三昧で♪」「クッ……わかったわよ。負けたから……そういう条件だったから……」この女は勝負をされたら絶対受けるし、失敗したらどんなことでもする催眠をかけられていた。ちなみに既に何度も勝負に負け、何度も浮気させられているこの女の旦那は、催眠をかけた男の上司で、それをわかっていて催眠をかけたのだ。いずれ、孕ませて托卵する為に。
[紹介元] 催眠!ピカッとハウス 127-4.百代ベース