【作:小悪魔】陥落の連鎖。薙切真凪は娘のえりなを

【作:小悪魔】陥落の連鎖。薙切真凪は娘のえりなを
俺の名前は久谷羅露……裏世界ではそれなりに名を馳せている。前回は、あの薙切真凪とWGO一等執行官のアンを見事に陥落させた。「んっあんっ」 「ふぁっん……」 かつて抵抗していた二人は見事に俺の女となり、今や胸を揉まれても抵抗してないし、むしろ興奮して身を委ねてくる淫乱に成り下がった。「あんっ、本当に気持ちよくてどうにかなりそうです……」 「ふふ、この妾を陥落させたお主は本当に凄いのぉ」 「ふふ、それも二人が優しく落ちてくれたからですよ」 胸を揉まれて満足そうになっている二人をみて、あの日の夜に陥落させて本当によかったと思っている。そんな事を考えていると、薙切真凪が思い出したように聞いてきた。「そうじゃ、お主は薙切えりなをしっておるかのぅ?」 「まぁ知っていますが?確か神の舌の持ち主ですよね?」 「そうじゃ。妾の依頼で浚え。そして、娘共々妾と同様の女として落としてやるのじゃ」 薙切真凪の言葉に俺は胸を触っている手を止めて、真意を確かめるように見つめた。彼女は愉快そうに良い提案だと返してくる。「まず、アンと妾がえりなにこちらに来るように手紙を送る。無論、誰にもついてこないようにしろ……とな」「運転は私がしますね。ですが、どうやって落とすのですか??」 「ふふふ、妾には最高の提案があるのじゃ。そうすれば娘と言えど、逆らうことはなかろう」 薙切真凪の提案に俺達は最初は??となっていたが、やがて最後まで聞くと理解できた。そして、そこからの俺の行動は早かった。―――「ついに決行の日になりましたね」 アンと裏で車のなかで隠れながら、薙切真凪が外で待機しているのを見守る。少しすると美しい娘が、毅然とした表情で歩いてきた。「ほう?約束通りに来たのじゃな」 「お久しぶりです。お母様……この手紙を読めば誰にもついてきてほしくありませんからね」 「ふふ、脅迫を送った覚えはなかろう。ただ単純に会いたいと言ったのじゃぞ?」 「……何故今なのですか?」 「何、お主の成長をみたくなってのぅ……それよりもこれを飲んでみんか?」 薙切真凪は娘の薙切えりなに、飲み物を入っているコップを渡してきた。薙切えりなは当然疑問に思い、すぐには口にしない。「お母様……これは?」 「まぁ、まずは飲め。そこから話じゃ」 えりなは疑問に思いながらも押し切られ、とりあえず飲みながら母親の話を聞くことになった。当然、えりなは気づいていないが母親はにこやかに笑っていた。「かっての妾は娘であるお主と同じく神の舌の持ち主だった。じゃが、ある日妾は料理を食べる楽しみを失い、お主の前で失踪した」 「……」 「だが、そんな妾を救ってくれたお方がいるのじゃ。えりな……お主もそのお方に仕えてもうぞ」 「え、それはどう……うっ……」 「効いてきたようじゃのぅ。今はゆっくりと眠るのじゃ」 「お母……様……」 えりなは突然の眠気に絶えきれずに、母親の方へと倒れこんだ。そんな母親は眠っているえりなに囁くように言った。「なぁに、お主も目を覚ませば……ふふふ」 その様子を見ていた俺は車から出てきて、娘のえりなを抱き抱えて車にのせた。当然強い睡眠薬だから彼女は目を覚ますことなくこの場を去る。薙切えりなside懐かしい夢を見ていた私はだんだんと眩しい光に覆われて目を覚ますと、手足を拘束されて椅子に座っていた。「これは……?!」 戸惑っている私の前にゆっくりとこちらに歩いて細身の男が来た。つまりこの拘束をしたのはこの男? 「くくく、お目覚めですかね?薙切真凪の娘、えりな」 「……これはどう言うことか説明してもらえるかしら?」 「簡単だ。貴方は、眠らされてここに拉致されたと言うことだ」 「!?」 私が感じた嫌な予感は当たってしまった。つまり私はお母様にはめられた。それを理解すると同時に、私の記憶のお母様は優しかったと胸を痛める。「貴方がお母様に何かしたのね……!」 どう考えてもあのお母様がそんなことをする人思えない。それを考えれば、目の前にいる男がやった可能性が高い。「言いがかりですねぇ。まぁ、そんな貴方に提案がありますよ」 「何かしら……」 「薙切真凪から色々とお伺いしてますよ……遠月学園の慣わしに従って料理の対戦を申し込みたいと思います」 「食載を申し込むと言うことね……。私にメリットはあるのかしら?」 そう、食載は遠月学園伝統の料理対決による決闘。学園の生徒間で生じた争いの決着を付けるために行われる。食戟に挑む者は自身の立場に見合った「対価」を差し出さねばならず、勝負に負けた者はその「対価」を取られて学園内の地位や権限を失う。「あります。貴方が勝てば、貴方やお母様を解放して元通りにさせます。ただし、貴方が負ければ……俺の女になってもらいます」 「っ……」 「まさかと思いますが、逃げますか?それはそれでよし……ですが、永久にお母様を助ける手段は失うかもしれませんね」 デメリットは大きいかもしれないけど、お母様を元通りにできるなら……。「良いわ。その食戟、受けるわ!」 「成立。審査員は貴方の母親とWGO一等執行官のアン。勝負はラーメン」 「……絶対に貴方を負かしてお母様を取り戻すわ」 決意すると共に、すでに食材も用意されていた。料理用のステージになっていて、審査員にお母様とWGO一等執行官のアンさんもいることから二人はなにかをされているのは明白だった。 「私のプライドにかけて……やるわ」 覚悟を決めて料理をすると、彼も料理を取りかかっていた。しかし、料理をしている過程で気になるのがみえた。「(ソースとに使うキャップに鍋へほり混む?どちらにしても……)この勝負は勝たせてもらうわ!!」 彼が何をしているのかわからないが、私も料理人としてのプライドはある。そう思いながら料理をして作っていたのだが……。「なっ……」 「2対0。えりな……お主の敗けじゃ」 料理をして審査の結果はあろうことか、私の敗北だった。同年代にも負けたことがないこの私が……負け?! 「貴方いったい何をしたの?!」 「なに、少し隠し味をつくって美味しく食べてくれたのさ。……疑うなら食べるか?」 「っ……」 目の前に差し出された独特の匂いに私は未知のものを感じた。恐る恐るスープをまず飲むと……そこには今までにない脳内に刺激が起きた。「これは……!?!」 「ザーメンという特殊な味をベースに作った……これは未知の快感へと導く」 彼の言う通りに、私のあそこが何故かもぞもぞとし始めていた。そして、私は気がつけば無我夢中で其を飲みたべていた。「(こんなラーメン食べたことがない。未知の味に未知の快感……あぁ、こんなの……)こんなの……」 「契約通りに俺の女になってもらいますよ……」 「こんなの…ダメぇぇえ!」 私の服ははだけていき、ブラジャーの姿へとなっていた。そして、審査員の二人も裸になっていて、彼の方に寄り添っている。「どうじゃ、えりな?妾を落としたこのものの料理は」 「えりな様、自身の感じる敏感さと欲望…_それを彼の前ではどんだけ隠しても無力です……改めて敗北を認めて宣言してみるのはいかがですか」 「……そうね……私の負けよ……貴方の名前は?」 「久谷羅露。貴方の主だ……」 「えぇ、私を奴隷にしてちょうだい……貴方の未知の料理に惚れたわ」 「契約完了。これでもう貴方は俺の女だ。絶対に放さないぞ」 「ふぁんっ!えぇ、お願いします……ご主人様」 胸を揉まれながらも不思議と嫌な気分ではなかった。ふふ、私はまだまだ知らないことがあったのね。私の秘書である彼女も彼の魅力に気付いて堕ちてもらおうかしら……。こうして、私達親子の長く離れていた時間はたった一人のご主人様の手により、距離が近くなり彼に永遠に身を捧げることになった……。このSSは、ピカッとハウス所属クリエイター『小悪魔』さんの製作、編集・加筆・修正はREGZAでお送りいたしました。
[紹介元] 催眠!ピカッとハウス 【作:小悪魔】陥落の連鎖。薙切真凪は娘のえりなを