侵入者を撃退せよ!IS学園の精鋭波状攻撃!

侵入者を撃退せよ!IS学園の精鋭波状攻撃!
篠ノ之箒

「この警報はボンノーが侵入したか!」

学園に侵入した男、通称ボンノーに対して、専用警報が鳴り響く。

そして警報が鳴ってすぐ、館内放送が入った。
教師の山田を撃退に向かわせ、一般女子生徒はその場に待機し、ボンノーと遭遇次第、各個に迎撃態勢を取れという指示だ。

また、専用機持ちパイロットは職員室に集合し、指揮を取る織斑千冬と共に作戦行動せよという指示も加わった。

箒が職員室に到着すると、既に専用機持ちパイロットが集まっていた。

「篠ノ之、遅いぞ!」

「す、すいません!」

遅れを謝罪した直後、放送が入る。

《昇降口で如月キサラが無力化・人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

「如月さんが!?」

「クッ!さっそく被害が出始めたか」

敵が建物内に侵入したことを意味する放送に、千冬は急いで迎撃作戦を説明した。
その同時刻、1F食堂では教師の山田真耶がボンノーと呼ばれる男と対峙していた。

「あなたは私、山田が阻止します!」

* 職員室 *

「まずはお前達二人が先鋒で迎撃に出ろ」

「ボンノーと会敵したら、近くの生徒や教師と連携して撃退しろ」

「多少荒っぽくなっても構わん」

「了解……!」

「行こう、ラウラ!」

シャルロットとラウラの二人が職員室を飛び出す。
その数秒後だった。

《1階食堂で山田真耶が無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

IS学園の中でも特に秀でた存在である山田真耶の無力化がアナウンスされる。
これは職員室のメンバーを驚愕させると共に、校内の生徒たちを戦慄させた。

「クッ、山田先生でもこんなわずかな時間しか持たないか……!」

《1階A通路で四十院神楽が無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

《2階F通路で黛薫子、ティナ・ハミルトンが無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

山田陥落直後に連続してアナウンスが入り、織斑千冬といえど動揺を隠せない。

「まっすぐこちらに向かってきているな。 デュノア、ボーデヴィッヒの二人は3階C-1通路で迎撃しろ」

「階段からすぐのA通路で迎え撃った方が良いのでは?」

「いや、C-1だ。あそこは休憩スペースが併設されているから広い」

「オルコットはC-2通路で待機。二人が迎撃に入ったら状況を見ながら援護しろ」

「その間に更識姉妹はB通路からヤツを挟み撃ちにしろ」

「了解しました」

「……はい!」

「了解ですわ」

危機的状況でも的確な指示を出せる織斑千冬の存在は生徒たちに安心感を与え、不安を軽減した。

「この職員室が最後の砦だが、幸いここのE通路にはD通路から渡り廊下を通ってくるしかしか道が無い」

「篠ノ之と凰の配置はE通路と渡り廊下の境目あたりだが、状況が変わる恐れもある。とりあえずここに残れ」

「わかりました!」

「了解しました!」

「では、全員作戦開始!」

号令と共に待機組以外の5人が職員室を飛び出し、予定の位置に向かう。

たどり着くまでのわずかな時間の間にも次々とアナウンスが入る。

《3階A通路でダリル・ケイシーが無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

「頼むぞみんな……!」

職員室に残ったメンバーは固唾を飲んで撃退のアナウンスを待った。
しかし……

《3階C-1通路でシャルロット・デュノアが無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

《3階C-1通路がラウラ・ボーデヴィッヒが無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

「そんな馬鹿な!これでは挟撃が間に合いませんよ!?」

「わかっている!セシリアには退却命令を……」

《3階C-2通路でセシリア・オルコットが無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

「遅かったか!」

「セシリアまで……」

「更識姉妹は何をしているんだ!」

千冬が叫んだその直後だった。

《3階C-2通路で更識簪が無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》
《3階C-2通路で更識楯無が無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

「なんだとっ!?」

「そんな!」

《3階C-3通路で夜竹さゆかが無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

「C-3って、もうそこまで来て……まずいですよこのままじゃ!」

「私達も行かせてください!」

「クッ……やむを得ないか」

「わかった。頼む。予定通りE通路と渡り廊下の境目で迎撃してくれ」

「了解です!」

箒と鈴音が職員室から出る間際、千冬が助言する。

「二人ともくれぐれも気をつけるんだ」

「我々ISパイロットはあいつを見ただけで発情し、触れられただけで絶頂するほどに感度が上昇する」

「専用機持ちは多少耐性があるが、出来るだけ奴を視界に入れず、最小限の接触でイカせるしか手段はないぞ」

「はいっ!」

「任せておいてください!行くぞ、鈴」

「うん!」

気を引き締めて飛び出した二人は、そこまで来ていたボンノーとすぐに会敵した。

「ひっ……!」

しかし全裸で悠々と歩いてきたボンノーの巨大な勃起チンポを見た瞬間、鈴音は腰が砕けてしまう。
自分だけでもと箒が立ち向かうが、結果は見えていた。

《3階E通路で篠ノ之箒が無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

《3階E通路で凰鈴音が無力化、人権を喪失しボンノーの所有物となりました》

そのアナウンスが響いた直後、職員室の扉を開けてボンノーが入ってきた。

ゴールの職員室に男がやってくる。

IS学園最後の砦として、織斑千冬は立ち向かう……とはならず、彼女はすぐさま跪いて頭を垂れるのだった。

「ゴールおめでとうございます御主人様

IS学園の生徒職員はすでに他ならぬ織斑千冬によって洗脳されていたのだ。
このボンノーが襲撃してくるという事件も、最初からゲームとして仕組まれていたものだったのだ。

「なかなか面白いゲームだったよぉ♪」

「ご褒美に今からセックスしてあげる」

「あぁ……身に余る光栄です

「どうか心ゆくまでこの体をお楽しみください


Source: 催眠!ピカッとハウス
侵入者を撃退せよ!IS学園の精鋭波状攻撃!